『コミュ力』で人生を変えた人の秘密を探る！本の要約と感想

2024年11月18日2024年11月24日

小田桐あさぎさんの４冊名の書籍『女子のコミュ力』が発売されました。
書籍ライターとして参画させていただいた思い入れのある作品です。

11/13発売の新刊で、気になっている方も多いはず！ということで最速レポをお届けしたいと思います。

要約
実は女性は男性よりコミュ力が低い!? 大切な人と本当の幸せが築けず、我慢や自己犠牲で自由を諦めたり…イライラ・モヤモヤ・苦しくなっていませんか？　
それは、周りと当たり障りなく仲良くし、「自分さえ我慢すればいい」とやり過ごすクセがついているから。大事なのは「自分の本音を探すこと」「話し合いより聞き合い」「本音を素直に伝えること」などシンプルなことばかり。

少しのコツで、自分も相手も本当に幸せな生き方ができ、恋愛・結婚・子育て・仕事の悩みが、ほとんど改善していきます。避けられない人間関係に悩む人や、喋るのが苦手な人、陽キャじゃない人、媚びたくない人も大丈夫。大切な人も自分も、お互いを大事にしながら、やりたいことを叶えていきませんか？　

▶amazon 女子のコミュ力


: あさぎさん

小田桐あさぎ（おだぎりあさぎ）
株式会社アドラブル代表
1983年札幌生まれ。厳しい母の元で幼少期から一見いい子に育ち、高校は進学校へ入学。在学中に爆発し、社会人生活をスタートさせる。

20代は転職を繰り返すも手取り20万円以下、30代で年収500万円台となる。第一子妊娠中に始めたブログが評判となりコンサル依頼が増え、起業。その後、仕事・恋愛・結婚・育児などに悩む女性向けの講座を開始。

９年間で4,400名以上が自分らしい生き方を開花させ、副業や起業でお金の自由を得る受講生も輩出。2021年から家族でドバイへ移住し、現在の年商は14億円。

９歳と４歳の子どもにイライラすることも、夫との喧嘩もナシ。著書に『私、ちゃんとしなきゃから卒業する本』『嫌なこと全部やめたらすごかった』（WAVE出版）『女子とお金のリアル』（すばる舎）がある。

: 目次
全ての願いはコミュ力で叶う～思ったように生きるのはわがままじゃない～
第１章　なぜ私たちの人間関係はこじれるの？ 第２章　我慢と犠牲は、やめたほうがうまくいく 第３章　願いを叶えるコミュ力６つのレッスン 第４章　嫌な人が勝手にいなくなる極意 第５章　ケース別のお悩み解決策

やりたいことがあっても家族に反対される。自分のこと信じてくれてない

第１章　なぜ私たちの人間関係がこじれるのか

女性は、ママ友や職場での人間関係の悩みももちろんありますが、一番はパートナーとの関係です。特に、子育てをしている夫婦は、子どもの会話が中心になり、母親自身の話をすることがありません。そのため、いざ何か話しをしようとした時に自分の気持ちを話しができない女性がほとんど。
そして、みんな気づいてないですが、男性より女性のほうがコミュ力が低い！という事実を知ったほうがいい。という内容からスタートします。

女性のほうがコミュ力が低いのは、その人自身の問題ではなくて日本社会の教育の問題で、女性は男性をアシスタントするものという古くからの慣習が色濃く残っている令和の時代。

まずこれを知ることからコミュニケーションで夢を叶える一歩です。

第２章　我慢と犠牲は、やめたほうがうまくいく

人に幸せにしてもらおうとしない、何かもめ事やトラブルがあった場合自分の幸せは相手次第になってしまいます。
相手にゆだねずに、「本音で話す」ことが人生を豊かにするファーストステップです。

そもそも、我慢すれば丸く収まるはまぼろしで、いつか崩壊する時がきます。その時に、相手を嫌いになったり、人生を投げやりになったりしてしまいます。

書籍の中では男性コミックと女性コミックの女性キャラクターの違いの例えがわかりやすく、

　●少年ジャンプの主人公の女性は強いキャラ
　●少女漫画の主人公は平凡な普通の女の子からの逆転劇

男性は弱い女性に立ててもらうのではなく、強い女性に立ててもらうのが嬉しいのです。

強いというのは、言葉が強いということではありません。自立した女性になることがパートナーシップ改善の近道になります。

第３章　願いを叶えるコミュ力６つのレッスン

この章では具体的にコミュ力をアップする６つの方法をお伝えしています。
難しくないことだけど、日ごろ無意識にしているコミュニケーション。それだけに意識して見なすことがとっても大切！レッスンの１～６を着実に身に着けていくと自分に素直になれてコミュ力もアップします。

特に、いいにくいことをいう練習も大切！仮面や鎧を外すほうがモテるという事実をまず知りましょう。
生まれた瞬間は愛想笑いなんて知らないのに、大人になるにつれて顔色を伺うことで生存本能を身に着けてきた私たちは、必要ない装備をいっぱい身に着けてしまっているんです。

これは、母親との関係が大きく影響していて、母親１年生なのに〝なんでも出来ないといけない。〟という思い込みから自分の知ってる範囲で子育てをします。子どもが興味をもつ範囲は、母親の想像を超えているため、その範囲を超えた行動や言動をした時に、危機管理から「叱る」行為をしてしまいます。

それは、愛情がある故なのですが、子どもは「悪いことをした」となり、次第に顔色を伺うことで自分が傷つかない方法を選びながら大人になっていくのです。

その、捉え方の違いを知ることがコミュ力アップの重要なポイントになります。

第４章　嫌な人が勝手にいなくなる極意

「苦手な人とは無理しない」が大前提で、ありのままいられるか、いられないかがポイントになってきます。
そもそもフツーじゃないほうが愛される（お笑い芸人でも、漫画のキャラクターでも）。

あさぎさんが日本にいた時に、いわゆるママ友は二人しかいなかったそう。
それも、子どもが仲良かったからということでした。それでも、子どもが仲間外れにされたり大切な連絡が来なかったりということはなかったです。大切な人との時間をしっかりとることを優先させましょう。

そして、最優先すべきは〝あなたが一番メリットを感じる人と付き合う〟

これは一見、ドライに聞こえるかもしれませんが、あなたが幸せになったほうがあなたの家族も大切な友人も幸せになるはず。そう考えると、メリットを感じられる人ときちんと関係を築いていくことは人生を豊かにしてくれます。

子どもの頃は、その時々の損得（クラス替えの時、体育の時、通学の時）で友人を選んでいたはず。
好きな人だけではなく、メリットで考えることで自然とコミュ力があがっていきます。あなたにとってその人は人生を豊かにしてくれる大切な存在になるらです。

第５章　ケース別お悩み解決策

　●他人とのコミュ力
　●自分とのコミュ力
　●夫婦のコミュ力
　●モテとコミュ力
　●子育てとコミュ力
　●気まずさとコミュ力
　●家族のコミュ力
　●職場やチームのコミュ力

テーマごとに解決策をあさぎさん流で提案してくれています。
悩みに合わせて読み進めることができる章です。

女子のコミュ力で叶えられることは？

コミュニケーション本はたくさん発売されていますが（その分悩んでいる人が多いということ）、女子のコミュ力はその中でも家族などのコミュニティで自分がどう振舞るのか、というノウハウ的なやり方の本ではなく、自分自身がどんな人生を歩いていきたいか在り方の本なのが他のコミュニケーション本とも大きく違うところです。

また、女性に特化している書籍もなかなかないですよね。つまり、多くのコミュニケーション本は男性が書いているのがほとんど。（書籍の出版は圧倒的に男性が多いのも特徴です）

この書籍を書けたのは、女性である小田桐あさぎさんが８年間運営してきた〝魅力覚醒講座〟という女性限定のコミュニティがあるからこそ。

講座生の日々のアウトプットや、質問などから悩みの９割は人間関係でありコミュニケーションであることを実感して、この本が生まれたと言っていました。

そもそも私たち女性がコミュニケーションが苦手

この前提が衝撃すぎますが、思い当たる節はたくさんあります。

　●人の顔色を伺う
　●この年齢になっても親からどう思われるか気になる
　●自分の意見より輪を乱さない関係

などなど、それは自分の意見をいうことができない。つまりコミュニケーションが苦手だから発生していたということに本を読んで改めて気づきました。

女子のコミュ力では、この大前提に気づき、じゃぁ自分がどうしたいのか？という在り方（スタンス）を決めることで人生が変わることを教えてくれます。
人生を変えるためには、自分に素直になること。それ以外の叶え方がないことも本を通して知ったことです。

まとめ　女子のコミュ力で叶えられること！

小田桐あさぎさんの４冊目の書籍、女子のコミュ力は出版前に発行部数３万部を突破している超話題の書籍です。
（王様のブランチでも書籍ランキング第１位を獲得しました）

年末に近づき、来年の目標を立てる時、今年叶えられなかったことを１つでも多く達成したいですよね。
そのためには、頑張る、努力するという昭和の根性論ではなく、自分が周囲との人間関係をいかに良好にするかが、自分の夢や目標を叶えられること（むしろこれしかない！とあさぎさんは言ってました）。

私は、小田桐あさぎさんの近くでみてきて、常に素直で周りに優しい。
というのが第一印象ですが、それは自分の好きな人しか周りにいないから。
それは女子のコミュ力に書いてあるように、自分のメリットをちゃんと示しているからだな。
ということに気づきました。

あさぎさん

コミュ力に小手先のテクニックは必要ありません
「大切なのは自分がどうしたいか」だけです

女子コミュ出版記念！特別なお知らせ

女子コミュ出版記念特別対談ライブがスタート！
今回は男性ゲストが多め（珍しい！）コラボweekとなっています。
年内最後！そして魅力覚醒講座が終了するので、もしかしたらコラボweekも最後かもしれません！

▼ご視聴かこちらから✨
https://asagi-odagiri.mykajabi.com/commu-taidan

また、小田桐あさぎさんが主宰するマインド講座「魅力覚醒講座」が21期の募集で最後になります。
講座募集前に完全無料の3daysセミナーも開催されます。私は、この3dayをみてあさぎさんんと同じなのは「女性であること」「同世代」「営業職」くらいで、そのほかに似てる部分がなくて、それでも講座に入りたいと思ったのは〝あさぎさんの人生が変わっている〟から。
3daysライブも今回が最後になるので、ぜひみてください。